2009年 03月 22日
umekochi さんの JBL 376と映画「おくりびと」
暇がありませんでしたので、待っていただいて、今日大きなドライバーとホーンを2本抱えて我がルームに来ていただきました。Amieさんも一緒です。
早速測定してみましたところ、2kHzから5kHzあたりに盛大な3次高調波歪みが出ていました。周波数特性もそのあたりに凸凹が多いようです。振動板を外して、ギャップを見てみますと小さなゴミ(鉄粉?)が見えるではありませんか、セロテープを使って、それを除去し、振動板を取り付けて測定すると、見事に歪みが少なくなっていました。
正常な方の376の周波数特性
修理後の376の特性(レベルは少し下げて測定してあります。)
修理後の376歪み特性
周波数特性は同じドライバー?と思えるほど、綺麗に揃いました。
せっかく来られたので、最近の私のシステムの音を聞いていただきました。
最後に、先週発売になったばかりの、アカデミー賞受賞作品「おくりびと」のDVDを3人で鑑賞しました。
さすが、アカデミー賞受賞作品だけのことはあり、ストーリーも演技も音楽も素晴らしい物でした。
オーディオマニアが聴いても、音と音楽には満足できること請け合いです。
先ほど、レンズを組み付けセッティングし、試聴しているところです。
問題のクロス300Hzで試聴してみなしたが全く問題なしです。念のため600Hzでも試聴しましたが、これも問題なしです。
これで376の真価が発揮できそうです。
ありがとうございました。
さて、以前の構成に戻されたオーディオを聴かせていただきました。
すばんらしいです!!ことにクラシックはみごととしか良いようがありません。楽器の響き、広がり、鬼のように広いレンジ、パイプオルガンの最低域などはまるで地獄の底から響いてくるような音で、AMIEさんと二人でただただ笑えだけしかできませんでした。拙宅のような耳を突き刺す刺激音など皆無で、しかも懐の深い音でした。
いつまでも聴いていたい音でした。
アカデミー賞受賞作品「おくりびと」は聞きしに勝るすばらしい出来の映画でした。
映画の中で流れるチェロの楽曲と風景がすばらしく良かったです。
もちろんストーリーも役者さんの演技も良かったです。
映画館を凌ぐようなハイクオリティーの映像と音であっという間の2時間でした。夕方遅くまでお邪魔しまして失礼しました。
今日はほんとうに実り多い1日でした。
ありがとうございました。
また、遊んでやってください。
ドライバーの調整は見事なお手前で関心してばかりでした。
パイプオルガンの16Hzは笑うしかなかったです。
「おくりびと」はアカデミーを取っただけあって、とても感動しました。
また、お時間がありましたら遊んでやって下さい。
はい、ピカピカの一年生になりました。今治から松山に引っ越しましたので、今までより会う機会が増えて喜んでいます。