2012年 10月 25日
AMCRON “I-Tech 4x3500HD
とても、家庭用に使えるものではないのですが、技術的な内容が素晴らしいと思います。
1.4チャンネルの大出力パワーアンプで、各出力は2,400W(4Ω)
2.DriveCore”をパワーアンプ部に採用しました。DriveCoreは、増幅回路の心臓部となる高精度のクロックや変調、誤差増幅、フィードバックなどの機能を1チップに集積し、自社従来品に比べて500以上の部品を削減しながら優れた過渡特性、小出力時の細部の正確さ、大出力時の低域の精密な追従性を実現しています。
3.高性能の信号プロセッサー“BSS Omnidrive HD”を各チャンネルに搭載。FIR(有限インパルス応答)によるリニアフェーズ(線形位相)クロスオーバーを利用可能で、3,500以上の係数タップによる極めて正確な減衰特性と位相特性、そして全帯域にわたる低雑音を実現。
4.。高品位のコンプレッサー、イコライザー、ディレイの各機能も装備し、I-Tech 4x3500HDだけで音響出力系の信号処理を完結させることができる。
5.HiQnetプロトコルのネットワーク機能を標準装備し、数百台のパワーアンプを単一のPCから簡単に制御・監視できます。iPadおよびiPhone用アプリケーションを利用すれば、パワーアンプのミュートやレベルをスピーカーの設置場所から制御でき、出力系統のチェック作業を効率化可能。
6.音声入力は、アナログ、AES3、CobraNetに標準で対応。(デジタル入力可能)
7.値段は140万円
1.のパワーは、家庭用にはあまりにも大きすぎますね
2.新しいAMCRONのアンプは、DriveCoreを採用しているようで、その性能に自信があるのでしょうか。
3・最近は、比較的安い業務用のアンプにも、DSPを搭載したものもありますが、FIRによるクロスオーバー機能も持つものはないようです。3,500以上の係数タップ(タップ数が多いほど精密な特性とS/Nが良くなる?)を持つ。
4.分割フィルターアンプが不要になりますね
5.PCやi-Padから操作ができるのは、最近のはやりですが、便利そうです。
6.デジタル入力があるのは便利。
7.値段は高いのですが、オーディオ用の超高級アンプは数百万円するものがざらに有りますね。