Mercury Living Presence Vol. 2

今日の55枚
b0052286_11584192.jpg


 1945年にアーヴィン・グリーン、バール・アダムス、アーサー・タルマッジ3名によって設立された名門マーキュリー・レーベルは、モノラル録音からステレオ録音に代わってゆく時期に名録音といわれるディスクを発売しております。モノラル録音は1本のマイクロフォンで、ステレオ録音は3本のマイクロフォンで録音していました。モノラル録音時代には、大砲の音が入ったチャイコフスキーの1814年や、シュタルケルのコダーイの無伴奏チェロ・ソナタ等の名録音があります。今回のこのボックスの第2弾では、ドラティ、フェネル、ハンソン、ポール・パレー、プヤーナらの名演奏を中心とした1,950年台から60年代にかけての録音が収録されています。ただ、曲目はあまり聞く機会の少ない現代音楽家のものが多いようで、私の持っているLPとはほとんどダブったものがないようです。

 82ページのブックレットには伝説的なプロデューサー、ウィルマー・コザートの息子、トマス・コザートによるマーーキュリーレーベルの歴史とその発展を描いたエッセイやコレクター心をくすぐる完全な録音データ(マイクロフォン、録音場所、オリジナル・プロデューサー、エンジニア、リマスター・エンジニア、録音機材など)が掲載されています。

 第一世代のマスターテープからデジタルマスターリングしたものをCD化したものですから、音は非常に優秀で、なかでも映画のサンドトラック用で使った35mmテープで録音したものはダイナミックレンジも広く、輝くような中高音を楽しむことができます。

このシリーズ第一弾のMercury Living Presenceも評判が良かったようで、売り切れてしまい、プレミア価格が10倍程度になっているようです。私も注文したのですが買えませんでした。このBOXも早く注文しないと売り切れそうです。

曲目は下記のとおりです。



【CD1】シェーンベルク, ウェーベルン, ベルク:管弦楽作品集
~アンタル・ドラティ(指揮) ロンドン交響楽団 〔録音〕1961~1962年
【CD2】レスピーギ:『ローマの噴水』『ローマの松』他
~アンタル・ドラティ(指揮) ミネアポリス交響楽団 〔録音〕1957&1960年
【CD3】バルトーク:『管弦楽のための協奏曲』『舞踏組曲』『2つの肖像』他
~アンタル・ドラティ(指揮) ロンドン交響楽団〔録音〕1958&1962年
【CD4】レスピーギ:『リュートのための古風な舞曲とアリア第1番~第3番』他
~アンタル・ドラティ(指揮) フィルハーモニア・フンガリカ 〔録音〕1958年
【CD5】ドヴォルザーク:『交響曲第7&8番』
~アンタル・ドラティ(指揮) ロンドン交響楽団 〔録音〕1959&1963年
【CD6】ガーシュイン:『パリのアメリカ』, コープランド:『バレエ組曲「ロデオ」,他
~アンタル・ドラティ(指揮) ミネアポリス交響楽団〔録音〕1957&1960年
【CD7】サティ:『バレエ「パラード」』, ミヨー:『バレエ「屋根の上の牛」』,他
~アンタル・ドラティ(指揮) ロンドン交響楽団, 他〔録音〕1965&1960年
【CD8】チャイコフスキー:『交響曲第6番「悲愴」』『ロメオとジュリエット』
~アンタル・ドラティ(指揮) ロンドン交響楽団 〔録音〕1959&1960年
【CD9】バルトーク:『弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽』他
~アンタル・ドラティ(指揮) ロンドン交響楽団 〔録音〕1964&1960年
【CD10】バルトーク:『バレエ「中国の不思議な役人」』『ディヴェルティメント』他
~アンタル・ドラティ(指揮) BBC交響楽団〔録音〕1964&1960年
【CD11】チャイコフスキー:『交響曲第4番』『幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」』他
~アンタル・ドラティ(指揮) ロンドン交響楽団 他 〔録音〕1959&1960年
【CD12】ベートーヴェン:『交響曲第5&6番』『「プロメテウスの創造物」序曲』
~アンタル・ドラティ(指揮) ロンドン交響楽団〔録音〕1962&1960年
【CD13】アルベニス:『組曲「イベリア」』, ファリャ:『歌劇「はかなき人生」』他
~アンタル・ドラティ(指揮) ミネアポリス交響楽団 〔録音〕1957~1958年
【CD14】バルトーク:『中国の不思議な役人』、他
~ラファエル・クーベリック(指揮) シカゴ交響楽団〔録音〕1953&1954年(モノラル)
【CD15】ベートーヴェン:『交響曲第7番』他
~アンタル・ドラティ(指揮) ロンドン交響楽団〔録音〕1960~1963年
【CD16&17】チャイコフスキー:『バレエ音楽「白鳥の湖」(オリジナル全曲版)』
~アンタル・ドラティ(指揮) ミネアポリス交響楽団 〔録音〕1954年
【CD18~20】ドリーブ:『バレエ「シルヴィア」』
~アナトール・フィストゥラーリ(指揮) ロンドン交響楽団〔録音〕1958年, ドリーブ:『バレエ「コッペリア」』
~アンタル・ドラティ(指揮) ミネアポリス交響楽団 〔録音〕1957年
【CD21】ヴィドール:『オルガン交響曲第6番』, フランク:『英雄的小品』、他
~マルセル・デュプレ(Org) 〔録音〕1957年
【CD22】ルロイ・アンダーソン:管弦楽作品集
~フレデリック・フェネル(指揮) イーストマン=ロチェスター・ポップス・オーケストラ〔録音〕1958&1964年
【CD23】グレインジャー, パーシケッティ, ハチャトゥリアン, 他:吹奏楽のための作品集 
~フレデリック・フェネル(指揮) イーストマン管楽アンサンブル〔録音〕1958&1959年
【CD24】モートン・グールド, ジャンニーニ, ホヴァネス:吹奏楽のための作品集
~フレデリック・フェネル(指揮) イーストマン管楽アンサンブル〔録音〕1958&1959年
【CD25】グレインジャー, コーツ:管弦楽作品集
~フレデリック・フェネル(指揮) イーストマン=ロチェスター・ポップス・オーケストラ〔録音〕1959&1965年
【CD26】名行進曲集
~フレデリック・フェネル(指揮) イーストマン管楽アンサンブル〔録音〕1956&1958年
【CD27】コーツ, アンダーソン:管弦楽作品集
~フレデリック・フェネル(指揮) ロンドン・ポップス・オーケストラ, イーストマン=ロチェスター・ポップス・オーケストラ〔録音〕1964&1965年
【CD28】『ザ・スピリット・オブ・'76』『ラフルズ・アンド・フローリッシズ』
~フレデリック・フェネル(指揮) イーストマン管楽アンサンブル団員〔録音〕1956年
【CD29】モーツァルト:『グラン・パルティータ』, R・シュトラウス:『セレナーデOp.7』他
~フレデリック・フェネル(指揮) イーストマン管楽アンサンブル〔録音〕1958年
【CD30】ホルスト:『吹奏楽のための組曲第1&2番』,他
~フレデリック・フェネル(指揮) イーストマン管楽アンサンブル〔録音〕1954&1955年
【CD31】ハンソン:『交響曲第1&2番』
~ハワード・ハンソン(指揮) イーストマン=ロチェスター管弦楽団〔録音〕1957&1958年
【CD32】モートン・グールド:『フォール・リヴァーの伝説」』, バーバー:『メデア』
~ハワード・ハンソン(指揮) イーストマン=ロチェスター管弦楽団〔録音〕1959&1960年
【CD33】アイヴズ, W・シューマン, メニン:管弦楽作品集
~ハワード・ハンソン(指揮) イーストマン=ロチェスター管弦楽団〔録音〕1957~1962年
【CD34】ハンソン:『交響曲第3番』『エレジー』『ベーオウルフへのラメント』
~ハワード・ハンソン(指揮) イーストマン=ロチェスター管弦楽団〔録音〕1957~1963年
【CD35】バーバー, ピストン, グリフィス, ケナン, マッコリー, バーグスマ:管弦楽作品集
~ハワード・ハンソン(指揮) イーストマン=ロチェスター管弦楽団〔録音〕1957~1963年
【CD36】マクフィー, セッションズ, トムソン:管弦楽作品集
~ハワード・ハンソン(指揮) イーストマン=ロチェスター管弦楽団〔録音〕1956&1965年
【CD37】ムーア, カーペンター, ロジャース, フィリップス:管弦楽作品集
~ハワード・ハンソン(指揮)イーストマン=ロチェスター管弦楽団〔録音〕1956~1958年
【CD38】チャドウィック, マクダウェル, ペーター:管弦楽作品集
~ハワード・ハンソン(指揮) イーストマン=ロチェスター管弦楽団〔録音〕1956~1961年
【CD39】ネルソン, パーセル, スキアニ, ゴールディン,他:管弦楽作品集
~ハワード・ハンソン(指揮) イーストマン=ロチェスター管弦楽団,〔録音〕1958~1962年
【CD40】モンテーヌ, グリーグ, リャードフ, レフラー, ハンソン:管弦楽作品集
~ハワード・ハンソン(指揮) イーストマン=ロチェスター管弦楽団,〔録音〕1956~1965年
【CD41】モーツァルト:『交響曲第38番』, ドヴォルザーク:『交響曲第9番「新世界より」』
~ラファエル・クーベリック(指揮) シカゴ交響楽団〔録音〕1951&1953年(モノラル)
【CD42】イベール:『寄港地』, ラヴェル:『スペイン狂詩曲』『道化師の朝の歌』他
~ポール・パレー(指揮) デトロイト交響楽団〔録音〕1959&1962年
【CD43】フランス序曲集
~ポール・パレー(指揮) デトロイト交響楽団〔録音〕1961&1962年
【CD44】サン=サーンス:交響曲第3番」』, パレー:『ミサ曲「ジャンヌ・ダルク没後500年を記念して」
~ポール・パレー(指揮) デトロイト交響楽団〔録音〕1956&1957年
【CD45】シャブリエ, ルーセル:管弦楽作品集
~ポール・パレー(指揮) デトロイト交響楽団〔録音〕1957~1960年
【CD46】ラヴェル, ドビュッシー:管弦楽作品集
~ポール・パレー(指揮) デトロイト交響楽団〔録音〕1958~1961年
【CD47】ビゼー:『カルメン組曲』『アルルの女第組曲』, トマ:『ミニヨン」「レーモン」序曲』
~ポール・パレー(指揮) デトロイト交響楽団〔録音〕1956~1960年
【CD48】リスト, ウェーバー, サン=サーンス, R・シュトラウス, シュミット:管弦楽作品集
~ポール・パレー(指揮) デトロイト交響楽団〔録音〕1958&1959年
【CD49】ドビュッシー:『イベリア』『海』『マ・メール・ロワ』『牧神の午後への前奏曲』
~ポール・パレー(指揮) デトロイト交響楽団〔録音〕1955&1957年
【CD50】チェンバロの黄金時代
~ラファエル・プヤーナ(Cemb) 〔録音〕1962&1964年
【CD51】J・S・バッハと息子たちのチェンバロ作品集
~ラファエル・プヤーナ&ゲノヴェーヴァ・ガルヴェス(Cemb) 〔録音〕1963年
【CD52】ピッキ, フレスコバルディ, テレマン, D・スカルラッティのチェンバロ作品集
~ラファエル・プヤーナ(Cemb) 〔録音〕1962~1964年
【CD53】ショパン, メンデルスゾーン, ドビュッシー:チェロ・ソナタ集
     ~ヤーノシュ・シュタルケル(Vc), ジョルジー・セボク(P) 〔録音〕1963&1964年
【CD54】ストラヴィンスキー:『春の祭典』
~アンタル・ドラティ(指揮) ミネアポリス交響楽団 〔録音〕1959年
【CD55】コリリアーノ:『ピアノ協奏曲』, R・シュトラウス:『パレルゴン』
~ヒルデ・ソマー(P), ヴィクター・アレッサンドロ(指揮) サン・アントニオ交響楽団〔録音〕1969年

 
by katyan4 | 2013-04-03 12:17 | 今日の一枚 | Comments(0)

私の好きな音楽とそれを聴く装置ついて
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31