オンケン OS-500MTのギャップの掃除

この前、ヤフオクで落札した、オンケン の中高音ドライバー OS-500MTの片一方の特性があまり良くないので、ダイアフラムを外して、磁気回路のギャップを観察してみました。

ダイアフラムを外したところ
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良く観察すると、ギャップに白い異物が観察されました。フェイズプラグの表面は紙やすりで削った跡があり、いかにも手作りといった感じです。
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セロテープを使って、異物を除去しました。

ダイアルラムを装着して、200Hz以上のピンクノイズを入力しながら、おとを聴きながらまたマイクロフォンで特性を観察しながら、一番素直な音が聞こえ、特性も一番良くなる位置で固定します。

清掃後の周波数特性です。700Hzでロウカットしてます。
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1.7kHz~4kHzあたりの特性の低下は認められますが、清掃前より改善されています。

歪み特性です。
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 清掃前は1.8kHzあたりに3次高調波ひずみの増加があったのですが、清掃後は歪みが少なくなっています。

参考までに、正常な方の特性です。

周波数特性
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歪み特性
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特性差はありますが、我慢できる範囲ではないかと思います。YL,エール、ゴトーなどの古いドライバーの特性差に比べると少ない方だと思います。

音の方はクラッシック向けの美音が出ていると思います。しっかりと高音まで出ているのですが、きつさが少なく、弦の音などは適当に艶のある柔らかい音になります。
Commented by ボロトレーン at 2013-10-18 21:24 x
こんばんは、オンケンの小泉様は振動板に合わせて、イコライザーを少し削り、調整する、と昔聞いた覚えがあります。
また、その為、指紋が無いと聞きました。
30年以上前の話です。
Commented by katyan4 at 2013-10-19 15:28
ボロトレーン さん
 私も同じことをどこかで読んだことがあります。振動板が手作りで、バラつきがあったので、イコライザーの方で修正されていたようです。
by katyan4 | 2013-10-16 13:02 | 装置・スピーカー | Comments(2)

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