2014年 06月 09日
jiro邸のオーディオ・ビジュアルルーム訪問記
朝8時40分に我が家を出発、RYOさんの運転で快適に松山自動車道、高松自動車道、瀬戸大橋を通り、一路岡山を目指します。
山陽道に入り、岡山ICを通過し、山陽ICで高速を降り、閑静な田舎の道を通りjiro邸を目指しますが、途中も青空食堂で焼き肉で昼食をとりました。実は、土曜日の夕食も焼き肉をたらふく食べた後だったので、あまり食べられないのではないかと心配したのですが、店の外観に似合わず結構おいしかったので、若い人に負けずに沢山食べてしまいました。
満腹のおなかを抱えて、jiro邸に到着しました。お父様の医院の横にオーディオルームが有るのだそうですが、医院の前からはどこにあるか解りません。それより凄いのは、医院の看板が一切ありません。医院の入り口の階段の横の塀に小さく「○○医院」と表示が有るだけなのです。これで患者さんが来るというのは、すごく評判の良い名医なのでしょうね。
医院の横にアプローチが有り、そこからオーディオルームへ入るようになっています。
オーディオルームは高い天井、吸音部と反射部が交互に配置された天井と壁面、カリン材の硬い床、黒っぽい天井と床、蛍光灯が無い照明が第一印象でした。
ピュア―・オーディオ系とビジュアル系の二組のシステムが設置されていました。
ピュア―・オーディオはジェフ・ローガンのプリとパワー・アンプで駆動する、ウィルソン・オーディオのスピーカーです。
RYO邸で聴いたことのあるシステムなのですが、定在波の少ない広い部屋で聞く音は気持ちの良い低音と、このスピーカー特有の音像が広がりがあり、すぐに夢見心地になりました。
ビジュアル系は190インチのスクリーンが反対側の壁一面に張ってありました。
プロジェクターはSONY 4K対応ビデオプロジェクター VPL-VW1100ESと三菱の3D対応プロジェクターの2台。
スピーカーは、やはりRYO邸で聞いたことのあるGENELECのスタジオモニター。
0.1.CH用に右にEVの46cm2発と
左にFostexの80cmが設置されていました。
EVは120Hz以下、Fostexは50HZ以下を受け持たせてあるそうです。JBLのSPをセンターに45度上を向いた位置に置いた、3.1CHの構成になっていました。
音は、迫力満点で3.1CHにしては広がりのある雄大な音が部屋中を充満して。映画館の音と映像を上回るのではないかと思われる程でした。ただ、床が丈夫すぎるのか、Fostexの80cmの箱が小さいので、重低音が少ないのか、部屋を揺るがすような低音が出ていないように感じましたが、欲張りな要求かもしれません。
3D「アナと雪の女王」を鑑賞させてもらいましたが、その3D効果が素晴らしく、私も3Dプロジェクターが欲しくなってしましました。
十分に堪能させて頂き、松山への帰路に就いたのですが、その車の中で、jiroさんのシステムの重大な欠点に気が付きました。
「あまりにも気持ちの良い音と、うす暗いリスニングルームなので、曲を聴き始めて2-3分でうつらうつらと舟をこぎ始めてしまう」ことです。
低音がまだ足りないとの感想、さすがです(^_^;)
本宅の写真は、できれば隠匿頂ければ幸いです・・・
昨日はお邪魔しました。素晴らしい出来のリスニングルームですね。私も後10年若ければ・・・と思ったほどです。
ちなみに、実はリアもありまして、5.1chです (^^ゞ
私の好きなように構築させていただいた音響システムでしたが
皆さんに高評価をいただけたようで私も一安心しました。
ここで追加説明しておきますね。
ピュアのアンプは、ジェフ・ローガンではなくジェフローランド シナジーとモデル8
メインのSPは、GENELEC 1038B
リアスピーカーは JBL4338
センターSPは、JBL HC1000
45cmダブルのサブウーハーは、EVではなくTOAのウーハーに
なります。
左右でTOAの前期ユニットと後期ユニットがはいっています。
前期と後期ユニットそれぞれで低音の鳴り方が違います。
ドスンと押しの強い前期と重低音の伸びる後期ユニット
GENELECとセンターSPは、イコライザーで音色のコントロールをしています。
80cmウーハーをラムザのサウンドプロセッサーでカットして
5.2chサラウンドみたいな感じに仕上げてみました。
詳細な機器の説明有難うございます。あまりにも複雑で覚えきれませんでした。