2015年 04月 19日
6L6GCシングル真空管アンプをキットを作りました。
部品はこの様に抵抗、コンデンサー、IC、Tr、ダイオード、真空管、プリント基板、ケースと沢山有ります。
昔取った杵柄で、プリント基板に小さな部品をハンダ付けしていきます。完成したUNT-1基盤です。
UNT-2基盤は電源SW、イヤホーンジャック、ボリューム、入力切替
UNT-3、UNT-4、UNT-5は、入出力基盤で、立体的に組みあがります。
A面
B面
UNT-7基盤は、電源入力用で、100V、115V、200V、230Vの電源電圧に切り替え可能です。
UNT-1以外の基盤と出力トランスを取り付けます。8Wのシングルですから、小さなトランスです。
電源トランスを取り付けます。
UNT-1基盤を取り付けてほぼ完成です。
ケースを取り付けて完成。真空管を差し込みます。
SWを入れると、真空管のフィラメントが赤く光ります。
真空管アンプなのですが、電源は定電圧電源、フィラメントも直流電源、バイアスも自動調整と新しい技術が使われており、ノイズは非常に少ないようです。信号増幅回路は完全に真空管回路なので、古い真空管アンプの弱点を少なくしてあるようです。
詳しい組立説明書が付いていますので、説明書通りに作成するとあまりトラブルなく完成しました。
部品のネジ類が少し余りましたが、欠品は有りませんでした。
音は、真空管らしい少しツヤのある音で、安いCALSSIC PRO CS-6(16cm 2WAY)で鳴らしてみましたが、結構大きな音でも大丈夫、安心して聴ける音でした。
器用な方は何でもこなせていいですね!
私など生来不器用な上に、近眼+老眼で手元不如意なため少しのハンダ付け作業をするにも一大決心が必要で、尊敬してしまいます。
老眼鏡と額帯照明をつけて震えそうになる手をどうにか落ち着かせてハンダ付けをしました。ハンダ付けのあとは拡大鏡で確認と、一つ一つ慎重に行えば、どうにかなるものです。
要はやる気と熱意「やればできる」ということですね。頭が下がります。