2015年 10月 12日
6080 OTL AMP が3台になりました。
このアンプを使うにあたって、トランスのないOTLアンプですので、なにかの具合で直流電圧がスピーカーに加わることがあるのではないかと心配でした。製作者のOさんによると、回路上大きな直流電圧がスピーカーに加わることはなく、今までそのような原因でスピーカーが損傷したことはないとのことでした。
その後、少し体調を悪くしたりして、このアンプを使うことが延び延びになっていたのですが、この連休にセッティングしてみました。
アンプ台のスペースがギリギリで、このような変な置き方になりました。
直流電圧は加わらないとのことでしたが、低音用に使っているアンプのスピーカー端子の電圧を測ってみますと、200mv以上になっています(32オーム負荷で)ので、直列にコンデンサーを入れることにしました。
メタライスド・ポリプロピレン・フィルム・コンデンサー100μFを、中低音には2個パラにして、中高音には1個使いました。これで直流電圧はシャットアウト出来るはずです。
電源を入れてすぐは、845シングルアンプに比べて艶が少なく、少し物足りない?といった感じの音でしたが、電源を入れて数時間経つと、とても美しい音に変化しました。それと同時に、リスニングルームの温度が26度と少し暑く感じるようになりました。電力消費が結構あるようで、冬になっても暖房がいらないかもしれません。
以前より、ドライバーのホーン無しを好んで聴いており、興味深く読ませて頂いております
私の場合、ホーンの裏蓋が振動板の固定を兼ねた作りのため、裏蓋をはずした側からの音を確認できず
通常の開口側にホーン無しで聞いております。
ホーン無しの場合、裏蓋をはずした側からの音と通常の開口側との音質差はどのようなものでしょうか?
お手数おかけしますが、よろしくお願い致します
初めまして、通常のドライバーの開口部にホーンを付けない時の音は、私の9月20日ブログにその特性を掲載しておりますが、特性のデコボコが目立っている様の思います。裏カバーへの音の反射によるものではないかという人もおられるようです。実際に音を聞き比べたことがありませんので私の意見ではありません。
特性上は、裏蓋を外して、後ろからの音の方が素直になるようです。時間がありましたら一度聴き比べてみます。
9月20日ブログの通常のドライバーの開口部にホーンを付けない時のf特の暴れは
私のシステムでも同様に暴れがありますが、元々、デジタルイコライザーの自動補正にて、
f特をフラットにして聴いているので気にならないのかもしれません。
私がホーン無しで聴き始めた理由は、スピーカーに対し試聴位置が近いので指向性が強いのと
高域の伸びが悪かったためで、ホーン無しでそれが改善されました。
裏蓋をはずした側からの音は、さらに指向性(広がり)もよく、ドライバー内部の構造の影響を
受けないので音質もいいのではないかと興味があるところです。
f特の暴れ以外に、音質の違い等、お時間がありましたらよろしくお願い致します