RADIAN 960PB のホーン無し後面開放の特性と音

 昨日の試みが好印象だったので、RADIAN 960PB のホーン無し後面開放の特性を計測してみました。

昨日よりは、しっかりと固定して有ります。前面の木片は、ネジが長すぎるのでスペーサーとして使っているだけで、音響的な効果を狙ったわけではありません。
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後面開放です。
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50cm正面で測定した特性です。
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10000Hz以上が盛り上がっていますが、1500Hz~8000Hは平坦な特性です。

ちなみに、裏蓋付きホーンなしの特性です。
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3kHz~6kHzの特性がデコボコです。

視聴位置でのホーン無し後面開放の特性です。
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デコボコのない素直な特性になりました。

4wayの中高音に組み込んでみました。1500Hz~9500Hzを受けもたせました。
左CHです、
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右CHです。
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両CHです。
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両CHの歪特性です。
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高音か素直でひずみの少ない美しい音に聞こえます。
なかなか好印象ですので、この方式でもう少し調整してみましょう。
Commented by tetsu_mod at 2015-10-24 07:16
Katyan先生
おはようございます。
後面開放だと、音響軸もDipole特性になるかと思うのですが、空間表現なども変化するものでしょうか。
Commented by ドライバー党 at 2015-10-24 09:36 x
詳細な実験とデータありがとうございます
ホーン無し正面側で裏蓋有無しのデータを見ると、かなり裏蓋の影響があることがわかりますね

ドライバーの有利な点は、振動板前面の音をフェイズプラグで圧縮し、振動板の反応を向上させる点だと思いますが、スピーカーユニットの振動板は、できるかぎりフリーに動くほうがよく、フェイズプラグ等は邪魔だという考え方もあるようです。

今回の実験で、ドライバーのよさと、データで示されているように、裏蓋をはずしたことによる振動板の背圧等による影響を減らした、両方の効果が出ているのではないかと思います。

私も裏蓋をはずしても、ダイアフラムが固定できるようにし、裏に出た音を吸音材や大きなカバーにしたり、工夫してみたいと思いますので、今後も、すばらしい情報や実験結果等、楽しみにしております
ありがとうございました
Commented by katyan4 at 2015-10-24 20:50
testu-mod 様
 今晩は、インフィニティやコンデンサー型スピーカーは後ろにも音を出して音を作っていますので、後蓋を外してみましたが、悪影響は少ないようです。測定して1000Hz以下に凸凹があるのは前後の音の干渉によるものだと思います。大きなバッフルを付ければ、その干渉が低い周波数に移動すると思います。
 中心の音の定位が少しぼやけるのではないかと心配しましたが、それほどには感じませんので、しばらくいろいろな音楽を聞いて見ることにします。
Commented by katyan4 at 2015-10-24 21:04
ドライバー党 様
 ドライバー党様のご助言に従って、試してみましたが、好結果のようです。
後蓋を外して、周波数特性が良くなるのは、意外でした。
少し大きめの密閉箱に入れることも考えましたが、後面からの音が、あまり悪影響を及ぼしていない感じですので、しばらくこのままで試してみます。
 ドライバー党さんの実験の結果が出ましたら、教えてください。よろしくお願いします。
by katyan4 | 2015-10-23 22:39 | 装置・スピーカー | Comments(4)

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