2015年 12月 28日
KORG DAC-10R
DAC-10との変更点は沢山あります。まず外観がメタリックとなっており、イヤフォーン用のボリュームの付け根が、扱っているサンプリング周波数によって変わるようになっています。44.1/48kHzは緑、88.2/96kHzは紫、176.4/192kHzは白、DSD 2.8MHzは水色、DSD 5.6MHzは青
背面と底面は銅板になっています。
デジタル出力端子は無くなっており、その代わりと言ってはなんですが、フォノ入力(ライン入力と切替可能)が付いています。AudioGate4を使うと、録音 / 再生ともに、DSDなら5.6MHz、2.8MHz、PCMなら最大192kHz/24bitのフォーマットに対応しています。デジタル式のフォノイコライザーで、一般的なRIAA以外にも5種類のカーブへの対応を可能にし、録音時に掛け録りするだけでなく、そのまま入力 / 録音したレコード盤の原音に後掛けすることもできます。
ADコンバータには、1-BIT STUDIOレコーダーMR-2000Sと同じPCM4202(TI製)を採用。プロの現場でも多数使用させているレコーダーと同じクオリティにこだわりました。フォノ アンプのプリ段回路にはOPA1662(TI製)、薄膜高分子積層コンデンサ(PMLCAPR/Rubycon製)などの高性能パーツを使用し、フォノ・カートリッジの性能をフルに活かします。 また、DAコンバータは、MR-2000SやDS-DACシリーズと同じCS4398(Cirrus Logic製)
ただ問題は、高性能なPCが必要(インテルR Core? プロセッサー・ファミリー 2.6GHz以上 (最大動作周波数)※Core i3 以上推奨※2.8MHz, 5.6MHz間のDSDリアルタイム変換再生には、3.1GHz以上が必要)なようで、今まで使っていたASUSのミニPC VIVOPC VM62N ( Win8.1 64bit / i3-4030U 1.9GHz/ 16GB / HDD 2TB / NVIDIA GeForce 820M)では能力的に不足があるようで、録音時に音が途切れ気味になります。
というわけで、オーディオ用のPCを以前に自作していたPC(Core i7-4770 3.6G)に変更しました。
問題なく録音と再生が出来るようです。
音質などの関してはまだあまり聞いていないので断定はできませんが、DAC-10に比べて、一皮むけた良い音がするように思います。