火星の人

映画「オデッセイ」の原作です。
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1年ほど前に読んだ本ですが、映画を見てから、もう一度読み直してみました。

やはり面白い・・・傑作SF小説だと思います。

事故で火星に一人ぼっちで残された主人公が、どのようにして生き延びて地球に帰ってくることが出来るかといったお話です。

実際にNASAで計画している火星への計画がこの小説と同じかどうかはわかりませんが、非常に説得力のある内容のように思われます。

この小説での火星探索計画の内容は次のようになっています。
 先ず、無人のサプライ機で数回に分けて火星にサプライを送り込む。食料、水、酸素、燃料、ハブ(与圧ができる一種のテント型の基地)、ローバー(与圧ができる電動トレーラー)、太陽電池パネル、EAVスーツ(宇宙服)、MAV(火星上昇機)などがそのサプライ品の内容です。
 人間はサプライ品が火星に無事に到着したことを確かめたあと、宇宙船「ヘルメス」で火星に出発するのです。ヘルメスはイオン・エンジン(通常の科学燃料でなく、少量のアルゴンがあればコンスタントに加速し続けることが出来る)、火星の軌道に乗ったあと、MDV(火星降下機)を使って人員だけが火星に降下し、前もって送り込んでいたサプライを使って火星で生活をしながら調査をする。
 ミッション1と2は成功下に終わり、この物語はミッション3のチームが火星での本格的な活動を始めようとしたところから始まります。
 強烈な暴風が襲ってきて、MAV(火星上昇機)が危険なほどに傾き、ミッションを中止しMAVに乗り込もうとしていた時に、主人公のマーク・ワトニーに飛んできたアンテナの支柱が刺さり行方不明となります。宇宙服からの信号でも生命反応がなく、捜索中にMAVの傾きがひどくなったので、やむなくワトニーを残して地球へ帰還することになります。
 しかし、ワトニーは死んでいなかったのです。

 ワトニーが、一人で創意工夫をして火星で生き抜き、地球に帰ってくるまでのお話ですが、この小説では映画よりより細かく描写され、2回読み直しても一気に読み終えました。多分、私のあまり多くない残りの時間でも、後何回か読む気になるのではないかと思われる傑作小説です。
Commented by 京都人 at 2016-07-06 12:09 x
火星でたった一人で生き抜きながら地球帰還を目指して機材を構築していくというのは相当な執念と根性が必要でしょうね。自分ならできそうもありません。
Commented by katyan4 at 2016-07-06 13:53
私も無理です。
しかし、ストーリーの設定が生き残れる可能性がある設定になっているようにも思います。
by katyan4 | 2016-07-05 17:21 | 今日の一冊 | Comments(2)

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