ピアノ・ソナタ第23番へ短調作品57「熱情」/ベートーヴェン

演奏 神谷郁代
45回転 ダイレクトカッティングレコード
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レコードのカッティングは録音機(テープレコーダー等)が出来るまでは、エジソンの時代からダイレクトカッティングでした。初めのうちは集音器を使った、電気増幅無しの本当のダイレクトでしたが、真空管、マイクロフォンを使った電気増幅と電気駆動によるカッティングマシーンで行われるようになりました。
録音機が使えるようになると、ダイレクトカッティングは無くなりました。その理由の一番は、テープによる編集が可能であるため、演奏家の負担が少なくなることでした。演奏のミスを編集によって隠すことが可能だからです。
しかし、録音機を通すことは音質の劣化を伴います。
CDが発売される少し前に一時ダイレクトカッティングが復活した時期があります。音質を追求した結果がダイレクトカッティングだったのです。アメリカのシフィールドが有名ですが、日本でも何枚かダイレクトカッティングの45回転レコードが発売されました。これは、そのうちの一枚です。
当時新進気鋭のピアニスト、神谷郁代さんが、見事な演奏を聞かせてくれています。ダイレクトカッティングであるためミスが許されないという緊張感が、良い演奏になったのでしょうか。音のほうも最近のCDを上回るような音質と広いダイナミックレンジ持っています。
 先週OTさんのところで再生したレコードですが、カートリッジを使った再生では大きなレベルの音がどうしてもひずみ気味になっていました。改めてレーザーターンテーブルで聞いてみましたが、ひずみはほとんど感じられず、透明な美しい音で再生可能でした。
Commented by だーだ at 2005-05-12 02:45 x
これはまたカートリッジの性能試験のようなレコードみたいですね。その手のリファレンスレコードとしては他にお奨めありませんか?できればJAZZがうれしいです。
Commented by katyan4 at 2005-05-12 09:04
レコードを聴いていた頃は、真面目で殆どクラッシックだったのですよ。というわけで、JAZZのレコードは数枚しか持っていなかったと思いますので、カートリッジテストに適当な物は残念ながら見あたりませんでした。
by katyan4 | 2005-05-11 22:45 | 今日の一枚 | Comments(2)

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