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ロスレスエンコードはどのくらい音質劣化があるのか?

 音声圧縮ファイルの中では、ロスレス(可逆性)ファイルは音質劣化が少ないようです。もちろん圧縮率が低く、約半分の容量までしか圧縮できませんが、音質にうるさいオーディオマニアなのですから、mp3やWMAでは、音質的に満足できないのです。
 それで、今日はロスレスファイルの音質を確かめる実験をしてみました。
iTunesを色々いじくっていると、一度ロスレスファイルで取り込んだ物を、もう一度CDに書き込めることに気が付きました。つまり一度エンコードしたロスレスファイルをもう一度デコードして元のWAVファイルに戻してCDに書き込めるわけです。この様にして作成したCDをもとのCDと聞き比べてみれば、ロスレスファイルの音質劣化が解る道理です。
 この様にして、数枚のCDを作成してみました。交響曲、管弦楽曲、JAZZのCDです。
交響曲と管弦楽曲では弦の感じが少し変化しているように思いました。少し軟らかくかすれたような感じで、かえって耳に優しく聞こえるようでした。音楽的には十分楽しめます。
 JAZZのレコードではやはり高音の衝撃音に少し変化を感じました。迫力と輝きが少し鈍くなります。しかし、その差は少なく何回も聞き比べてようやく解る程度です。
 しかし、オーディオマニアはこれより少ない音質の変化を問題にする人種ですから、ロスレス圧縮した音楽ソースは受け入れられないでしょうね。
by katyan4 | 2005-11-25 23:52 | 色々なこと | Trackback | Comments(0)

私の好きな音楽とそれを聴く装置ついて

by Katyan
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