2006年 05月 06日
東北バスツアー2.
バスの窓から眺める、まだ雪のの残った山々の風景はすばらしいものでした。
頂上に着きお釜を見物に行きましたが、寒い上に強風が吹いており、写真を急いで撮ってバスにすぐ帰ってきました。お釜の中の水はまだ凍っており、コバルトブルーの綺麗な色は見られませんでした。バスガイドさんの言によると、雲のかかっていることが多く、見られただけでも幸運だったそうです。
山から下りてきて、次は海に向かいました。塩釜から遊覧船に乗って、松島見物です。
日本三景の一つなのですが、此の年になるまで来たことが無かったのです。日本三景のうち、天橋立は2回行ったことがあるのですが、安芸の宮島も近くでありながら行ったことがないのです。
此のあたりのかもめはカッパ海老煎が主食のようです。
海に浮かぶ大小さまざまな形をした、島や岩です。
松島も車で一杯で、大渋滞の状態でした。その中には飾り立てたサイドカー付きのハーレーに乗って、得意げな顔の叔父さん(おじいさん?)もいました。これだけ揃えるには何百万円もかかるそうです。オーディオマニアの私とは、相通ずるところがあるのかな?
笹かまぼこ製造直売のお店の3階で、昼食をとりました。食事の中には笹かまぼこも入っていましたが、高知や松山に人たちの口には合わなかったようで、笹かまぼこを買った人は居ませんでした。
時間が有りましたので、伊達政宗公の菩提寺である国宝瑞巌寺に行ってきました。金ぴかの屏風に囲まれた部屋は豪華でしたが、撮影禁止。
前庭には、政宗公が朝鮮から持って帰ったという、臥竜梅がまだ咲いていました。
裏庭に回ると、桜も満開でした。
此の後また東北自動車道を通って、平泉の中尊寺です。
満開の桜の下の、ツアー一行
金堂は鉄筋コンクリート製の覆い堂に包まれて、撮影禁止でした。最近修復されたそうで、屋根以外は金箔が張ってあり、金ぴかの綺麗なものでしたが、中には藤原4代のミイラが入っているそうで、少し気味が悪い感じです。
昔の覆い堂です。現在は中は空っぽ。
近くには弁慶のお墓が有りましたが、義経のお墓は無いそうです。義経が平泉で死ななかったという伝説は此のあたりから出ているのでしょうか。
福島の飯坂温泉のホテルには午後7時前に付きました。全行程約11時間の強行軍で、後は食べて、風呂に入って、寝るだけでした。
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