2006年 10月 23日
「小山彰太/登敬三DUO炸裂」に行ってきました。
12畳程度のスペースで2-3メートルの近距離で聞くドラムとサックスの音は想像を絶するものでした。力いっぱい叩くドラムスの音は鼓膜を激しく刺激して、痛みを感じたほどで、キックドラムの音は下腹部を激しく揺さぶります。頭蓋骨の中一杯にシンバルの音が響き渡ります。サックスの音も近くで聞くと図太い迫力のある音なのですね。
この音は、オーディオでは絶対に出ない音です。「音の翔」を使うと、少し似た音になりますが、やはり全然違います。しばらくこの系統のJAZZを私の装置で聴く気にはならないでしょう。
でも、この激しい音の洪水の中で、一瞬ウトウトとした気がするのはなぜでしょう。
熱演する、小山彰太
サキソフォーンを力いっぱい演奏する登敬三
ライブ風景
一番広角で撮影して、このくらいですから、いかに近くでの演奏であるか、解るでしょう。
写真の提供は、Mitchieさんです。
小山彰太のドラムス、決して派手ではありませんが、ずしっずしっとボディブロウを受けるような感じで、最後は、本当にノックアウトでした。
登 敬三もパワーアップしての登場でした。小山、登のオリジナル曲とともに、アンソニー・ブラックストンありそして最後にはアルバート・アイラーまで出てきたりして大満足の一夜でした。
ちなみに、わたしは、お客さんも少なかったので1メートルの至近距離で聴かせていただきました。オンマイクのマイクになった気分で聴かせてもらいました。(笑)
耳はガンガンですが、さわやかな後味です。やはり純生は良いですね。
エスパス21でやるのとは、また違った味わいというかなんというか、とにかくすごい音圧です。(笑)小山彰太はもちろんですが、登 敬三にも圧倒されました。
また機会を作ります。その折にはぜひ聴いてください。
昨日は行くつもりでいたのですが朝から扁桃腺が痛くて一日中寝ておりました。また、お誘いください。
11月6日(楽友協会えひめ:シューベルト「冬の旅」全曲演奏会)もありますから、お誘いしてもどうかなと思いつつお誘いしてしまった(笑)のですが、扁桃腺炎でしたか。早く良くなってください。
超接近ライブ、ライブイングレッチは、またなにか企画したいと思っています。やはり、グレッチでのライブは、独特の味わいがあります。