2007年 01月 14日
W氏邸訪問記
今日、ようやくbioーnさんとUmekichi さんと3人で、Wさんのお宅をオタク訪問してきました。
部屋に入ると
片方の壁面には、写真のように整然と機材がはめ込まれています。誰かの部屋の雑然とした置き方とは大違いです。
オープンデッキなど古い機械や、珍しいエルカセットなどまで有りますが、ちゃんと動く完動品なのです。プリはマッキントシュ、アナログプレーヤーはYAMAHAなど。
スピーカーの配置はこの様になっています。
パワーアンプはKT-88の自作。
バイアス等を正確に調整できるようにメーターが着いていますので、真空管を常に最適な条件で使うことが出来るようになっています。
部屋の左後ろのコーナーにはエレクトロボイスの80cmウーファーを入れた、モノラル時代の巨大なコーナー型キャビネットが置いてあります。
中音と高音はパイオニアのホーンです。現在は3Dウーファーとして使用されています。右のピアノの上には古い2眼レフのカメラが飾ってあります。ここに飾ってあるカメラは、Wさんのコレクションのごく一部で、古いカメラのコレクションは何十台?百台以上?
放送のものや自分で撮影されたビデオのコレクションも膨大なものです。
ビデオケースの中には、綺麗に内容の書かれたビデオテープが入っています。これもコレクションのごく一部で、古い8mmテープ、DVテープも沢山あります。最近のものは、PCで編集作成されたDVDとなっています。
Wさんの趣味はこれ以外にラジコン飛行機です。
これも自作です。自作とは思えない綺麗な仕上がりで、見事なものです。これの飛ぶところが見たいのですが、現在は飛ばしては居られないようです。
前のパイオニアのスピーカーの上においてある、マグネチック型のスピーカーです。
人の声だけなら、明瞭な音が出ます。前にはちゃんと犬の人形(犬形?)が。
色々な機材の音を楽しみました。
A7にはスーパーTWがプラスしてあるためか、おとなしいが高域の延びた美しい音が出ていました。色々な古い機材もちゃんとそれなりの音が出るのに皆さん感心していました。
わざわざ美味しい和菓子を用意していただいていたようで、美味しくいただきました。
Wさん宅はとにかく「男の隠れ家」、「男の城」といった風情で整然とラックに納められた機器また機器で懐かしいものから垂涎の一品までとにかく1日いても飽きないお部屋でした。羨ましい限りです。
SONYのLカセ、同じくカセットデッキ、TC-K7とくにこれは所有していたこともありとにかく懐かしかったです。Lカセは当時高嶺の花でした。
A7いいですね~初めて音聴きましたが、肉声のようなボーカルいいですね。非常に聴きやすく美しい音でした。
S邸のタンノイのオートグラフ初めて聴きましたが、スケール感、音の佇まい、とにかく上質なおとづくりでいつまで聴いていても聴き疲れしない音でした。女性ボーカル良かったです。
Wさん、Sさんに「大変参考になりありがとうございました。」とお伝えください。ありがとうございました。
お蔭様で、珍しい貴重なものを拝見させていただき、充実のひと時でした。
A7もオートグラフもマニア垂涎の逸品で、初めて落ち着いて聴かせていただきました。
いずれも名機と呼ばれるだけのことはあり、現在のハイエンドにはない芯の太い鳴りっぷりの良さには感心しました。
しかしWさんの整理の良いことには驚きました。自分も見習わなくてはいけません。
クラシックファンのSさんには、ガンバリーニ嬢を気に入っていただけた様子で、何かホット致しました。
Wさん、Sさんには、初対面にも拘わらず暖かく迎えていただき感謝しておりますこと、よろしくお伝えください。
今日はお疲れ様でした。
また、遊んでください。よろしくお願いいたします。