2007年 09月 29日
299-8Aの調整結果
調節前の周波数特性 320Hz24db/octでロウカットしています。
NO2(R)
NO1(L)の2kHzから5kHzの周波数特性の乱れが気になります。
調節後の周波数特性 691HZ 24db/octでロウカットしています。
No1(L)
No2(R)
左右差が少なくなっています。(レベルの差はマイクの距離が少し異なったため)
調節後の歪み特性
No1(L)
No2(R)
二次高調波歪みは高域になるに従い、少しずつ増加していますが、耳に感じる三次高調波歪みは十分に低いようです。二次高調波歪みが多いと、シンバルや金属音は華やかに聞こえますので、古いJAZZが気持ちよく聞こえる原因はこのあたりにあるのでしょう。