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パイオニアVSA-LX70 調整

Standing Waveの調整結果を見てみますと
MAINスピーカーとCenterスピーカーは
No1. f125Hz Q 9.8 ATT3.0db
No2. f74Hz  Q 7.2 ATT5.5db
No3. f140Hz Q 3.2 ATT6.0db

サブウーファーは
No1とNo2は同じで
No3. 131Hz Q 6.6 ATT7.5db

となっています。ATTは-でピークを抑える働きをしているようです。それでMainスピーカーでEQがOFFの場合、Stannding WaveをONにすると低域が低下する訳です。それならば低音のスピーカーのレベルを上げれば良いことに気が付きました。

低音スピーカーのレベルを3db上げ,Standing Wave ON,両CHの低域特性
パイオニアVSA-LX70 調整_b0052286_8462550.jpg

低域のStanding Wave(定在波)が少なくなり低域の低下も無くなっています。

F.ALIGNモード(MAINスピーカーのイコライズは無し、センター、サラウンド、サラウンドバックはMAINスピーカーの特性に合わせてイコライズをする)
Standing Wave ON
この状態で、

PHASE CONTROL OFF
PHASE CONTROL ON
FULL BAND PHASE CONTROL ON

この3つのモードを聞き比べてみました。
2CHの再生では3つのモードの差は解りません(当たり前ですね)

サラウンドモード
2CHのサラウンド化が行える ドルビーPLⅡx MUSICモードにして、女性ボーカルを聞くと
PHASE CONTROL OFFでは、歌っている口が大きく感じ定位がぼやけた感じですが。
PHASE CONTROL ONにすると定位がはっきりしてきます。
FULL BANDO PHASE CONTROL をONにすると、もっと定位がぴたっと決まり、口の大きさが最小に感じるようになります。2CH音声をサラウンド化した場合にしばしば感じる不自然さが非常に少なくなる感じで、PHASE CONTROlの効果は非常にあるようです。

 DVD Audioの映画を見てみましたが、せりふの定位がはっきりし、一つ一つの音がきれいに分離して聞こえるようです。

また、Standig Wave が少なくなっていますので、豊かな低音ですが、ブーミーな感じが少なくなっている感じがします。
Commented by corodain at 2007-10-20 00:55 x
katyan様
私もこのアンプの購入検討中です。
貴重なインプレ参考になりました。
フロント側はデジチャンデバの調整が良かったからですかね?5.1chだといっそうフルバンドフェイズコントロールの恩恵をうけそうですね。
by katyan4 | 2007-10-17 21:23 | 装置・アンプ | Trackback | Comments(1)

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by Katyan
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