久しぶりのクロスオーバー調整

24db/oct→12db/octへの変更

 長い間、クロスオーバーの遮断特性は24db/octを使用していました。チャンネル数が多い場合には、遮断特性の急峻な24db/octの方が良いような感じでしたので、Altec299とスキャンスピークのTWに変更してチャンネル数を一つ少なくしても、そのまま24db/octそのままだったのです。
 一般的に、24db/octは明快な音になり12db/octは柔らかい音になると言います。
12db/octの特性にして音を聞いてみますと、こちらの方が音楽を楽しめる音のように感じましたので、今日は久しぶりにマイクロフォンを接続して、本格的に調整をしてみました。

 クロスオーバーの特性は下図のようにしました。
b0052286_20431296.jpg

中低音-中高音と中高音-高音のクロスオーバー特性は遮断カーブの緩やかなL-R12にしてあります。中低音と低音は従来通り中低音のドライバーに無理のないBUT24です。

今回は、ドライバーの位置の調整も、デジタルディレイで細かく調整しました。
b0052286_20473199.jpg

中低音のドライバーが一番後ろにあるわけですから、Altec299は58cm,スキャンスピークのTWは98.8cmのディレイを掛ける事によって、仮想的に同じ位置になるわけです。

この様に調節し、計測してみますと
b0052286_20541151.jpg

b0052286_20542926.jpg

急峻なパルス特性で、振動板の位置が一致していることが解ります。

調整後の周波数特性です。(両CH)
b0052286_20564951.jpg


調節して気が付いたのですが、右側の中低音のレベルが約3db左側に比べて低いようです。
長い間の酷使で、ドライバーの振動板の狂いが発生したのかもしれません。歪みとかビリつきはありませんので、レベルを少し上げれば問題はないようですが、時間のあるときにドライバーを分解して調整しなくてはいけないようです。
Commented by Mitchie at 2008-03-03 23:32 x
 わたしにも付いて行けるレベルの興味深い記事でした。(笑)
 マルチ導入を考えているY氏にも大いに参考になるでしょう。

 わたしのほうも中域と高域とのクロスオーバー特性をマイナス
12dBで聴いています。ヴァイオリンの音色とかが自然な感じに
近づいた(24dBのときに比して)ような気がします。低域と中低
域とは、マイナス24dBです。
 ちなみに、金町の仙人(メジャグラン)は、マイナス12dBを奨めて
いるようです。
 
by katyan4 | 2008-03-03 21:08 | 装置・スピーカー | Comments(1)

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