「ほっ」と。キャンペーン

 京都大学山中教授のチームとウィスコンチン大学のチームが人工多機能性幹細胞(iPS幹細胞)を作製することに成功したとのニュースが世界を駆けめぐっています。
 山中教授らの方法では、皮膚の細胞に4個の遺伝子を組み込む事によって、幹細胞を作ることが出来るます。従来の杯性幹細胞に比べて倫理的な問題が無いということで、ローマ法王庁やブッシュ・アメリカ大統領も大歓迎の声明を出しているようです。
 確かに、すでに生命が宿っていると考えられる受精卵から作る杯性幹細胞(ES細胞)に比べて 
人工多機能性幹細胞は倫理的な問題は少ないもと考えられますが、ゼロではないと思います。
 クローン羊を作ることに成功した イアン・ウィルムット博士もクローン杯の研究はもう行わないとの声明を出しておられるようですが。iPS細胞を使用して人間のクローンを作ろうとしているのであれば問題です。羊で成功しているのですから、人間のクローンを作ることは比較的簡単だと思います。
 SF小説に良く登場する、クローンの人間を臓器移植のために作ろうとする考える人や企業が現れる可能性もあります。クローン人間は同じ人間なのですから許されることでは無いと思います。
 それに反して、このiPS細胞を使って必要な臓器だけを作り出すことはすぐには出来そうにありません。必要な臓器だけ作れるようになるのは何時の事でしょうか、私が生きている間は無理でしょうね。
 日本の場合は、特殊な国民性により、死体臓器移植が進んでいません。臓器を提供する人にも、もらう人にも大変な精神的ストレスのかかる生体臓器移植が行われていますので、早くiPS細胞での臓器移植が出来る日が来ることが望まれます。
 日本で死体臓器移植が出来ないのは、日本人独特の無宗教が原因と思います。生まれた後や七五三には神社へお宮参り。結婚式はホテルのチャペルでキリスト教、亡くなったときには和尚さんで仏式でお葬式。日本人の心の中にはやおろずの神とお釈迦様とキリスト様が仲良く同居しています。と言うことは、無宗教と言えます。
 この始まりは、仏教が日本に入ってきたときに、聖徳太子が神仏混合を取り入れたことが原因とも言われていますので、聖徳太子の責任なのでしょうか。
 此のiPS細胞の研究は、医学の歴史の中で、ジェンナーの種痘、無菌法と病原性微生物の発見、全身麻酔、抗生物質の発見、遺伝子治療等等に匹敵する素晴らしい業績であることに間違い有りません。
by katyan4 | 2007-11-29 14:22 | 色々なこと | Comments(1)

忘年会

Umekichi さんから、忘年会の案内が届きました。
連日忙しくなりますね。

忘年会のご案内

 2007年も残すところ1ヶ月余りとなりました。
 今年も昨年に続き熱いリクエストにお答えしまして、忘年会を下記のとおり開催いたします。今治組に負けないように盛り上がって行きたいと思います。ご協力のほどよろしくお願いします。


1. 日 時  平成19年12月8日(土) 19:00~
2. 場 所  松山市大街道2丁目5-9 久保豊ビル1F
       大入亭 ℡ 931-7600
3. 会 費  5,000円
4. 参加者  現在の所 7名

by katyan4 | 2007-11-27 18:16 | 色々なこと | Comments(1)

上西千波ライブ

mitchie さんからメールが入っていました。
上西千波と言うジャズボーカルのライブだそうです。
会場がグレッチですから、演奏者の声と音を至近距離で聴くことが出来ますね。
上西千波という広島出身東京在住のジャズヴォーカリストが、CDメジャーレーベルデビュー
記念のライブを、来週の金曜日12月7日に、ジャズイングレッチで行います。
(ジャズライフ誌では、11月号で2ページの特集を組んで、上西千波を紹介しています。)
ピアノは、オーケストラコンポーザーとしてポスト穐吉敏子の地位を確立しつつある
守屋純子(http://www.mars.dti.ne.jp/~junkomry/)です。(一聴の価値ありです。)
詳細は、ちらしのとおりです。チケットは、わたし(Mitchie)のほうでもお預かりしておりますので、ご連絡いただければ確保しておきます。
彼女のメジャーデビュー記念ライブですので、なんとか盛り上げてあげたいと思っています。
時間が許せば、ぜひ行ってあげてください。よろしくお願いします。

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by katyan4 | 2007-11-27 15:07 | 音楽会 | Comments(0)

T氏邸再々訪問記

 久しぶりのAUDIOネタです。
 Tさんより、メールが入り、、中低音ホーンと低音ユニットの交換と音の調整がようやく終わったとの事でした。
 日曜日の今日、WさんとMitchieさんと3人で訪問してきました。
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変更とは
 ●低音用のJBL30cmのユニットをより振動系の軽いAltecの30cmユニットに交換
 ●中低音ホーンをMB-150からMB-90に変更し、ドライバーYL7500Gの振動系を微調   整して、ビリつきなどの問題点を解決
 ●JBL2446のダイアフラムをRADIANに変更
中低音ホーンMB-90の設置は非常に頑丈に設置されていました。ホーンのフレアの部分は合板製のはずなのですが、そうとは思えないほどデッドニングされていました。ドライバーの取り付けもぐらつきがないようにしっかりとしてありました。
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主にLPの再生で音を聞かせて貰いましたが、以前に比べて弾むようで分厚い低音の再生が可能となっていました。低音が前に飛び出してくる感じです。高音も歯切れの良いしっかりとした音でした。この低音は私のシステムでは逆立ちしても出そうにありません。
by katyan4 | 2007-11-25 21:28 | マニアのマニア訪問 | Comments(5)

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今日は、林澄子さんのピアノ・リサイタルそ聴きに松山市民会館の中ホールに行って来ました。
林さんは、松山在住ではありますが、優秀なピアニストなのです。学友協会えひめの演奏会にも度々出演されています。
今日の演奏会の曲目は非常に珍しい組み合わせなのです。
ベートーベン
 エリーゼのために
 ピアノソナタ第14番嬰ハ短調op27-2「月光」
ドビュッシー
 「ベルガマス組曲」より月の光
 前奏曲第1巻より 亜麻色の髪の乙女
シューマン 
 「トロイメライ」子供の情景より
リスト
 愛の夢 第3番 変イ長調
シューマン
 「献呈」
ショパン
 ノクターン 第8番 変ニ長調 op27-2
 ノクターン 嬰ハ短調(遺作)
 バラード 第3番 変イ長調 op47
 幻想即興曲 嬰ハ短調 op66
 ワルツ 第6番 変ニ長調「子犬」
 ワルツ 第4番 ヘ長調 「猫のワルツ」

以上のような、たいていの人は聴いたことのある名曲揃いなのです。
このようなポピュラーな曲ばかりの演奏会は、聴いていて楽しいものです。林さんの演奏も優雅で感情豊かなもので、時間の経つのを忘れました。
肩の力を抜いて音楽を楽しめた一晩でした。
by katyan4 | 2007-11-22 22:37 | 音楽会 | Comments(0)

パール・バック/大地

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パール・バックは、1892年にアメリカで生まれ、生後3ヶ月で宣教師の両親と共に中国に渡り、20数年間を中国で過ごす。アメリカに帰って大学を卒業したが、結婚後再び中国に渡る。
 1931年に「大地」を出版、ピュリッツァー賞を受賞。
続編の「息子たち」「分裂せる家」のに三部作『大地の家』で1938年ノーベル文学賞受賞しています。

簡単なストーリーは

「大地」
貧農の王龍は、地主の黄家の奴隷のを娶る。二人で力を合わせて働き、少し豊かな生活ができはじめた時に、大飢饉で南の町「南京」に逃れる。そこで人力車夫などをして、極貧の生活を送るが、戦争が始まり、略奪の群衆に加わり大富豪の財宝を手に入れ故郷へ帰る。その後も必死で働き、土地を買い占め大富豪になる。富豪となってからは、おきまりの妾を置くような身分になる。

「子供達」
長男は地主、次男は穀物商人、三男地方軍閥となり、それぞれの生活を始めるが、王龍と阿藍の築いた財産を段々食いつぶしていく。

「分裂せる家」
三男の子供が主人公の話で、父親の命令で士官学校に入学するが、戦争に疑問を感じ退学、アメリカに留学する。大学で最優秀の成績で卒業し、教授の娘と恋愛するも,別れて帰国、大学の講師となるが、年老いた父親が匪賊におそわれ重傷をおい、最後は父親が亡くなるのを見取る。

清朝の末期から辛亥革命あたりの中国の人たちの生活を詳しく生々しく描いた素晴らしい作品で、約50年前、中学生の時に購入し、何回も読んだ私の愛読書なのです。

 アメリカと中国との架け橋として、尽力した人ですので、その頃の日本にとっては目障りな人物だったのでしょうが、日本人そのものを憎んでいたわけではないようです。
 終戦の年の秋、「毎日新間」紙上に「日本の人々に」と題して寄せた言葉があります。  
 その中で「民衆が自由で独立的で自治的である国は如何なる国でもつねに善なる人々と悪なる人々との間に闘争の行われる国である。もしこの闘争が存在しないならそれは暴君が支配して善き人々が力を失っていることを意味する」「善なる人々の声は悪なる人々の声よりもより数多く、より明瞭でなければならない」と。 “民衆よ、永遠に悪を監視せよ!永遠に悪と闘争せよ!”

 民主主義国家を築き初めようとしていた、日本国民へのメッセージだったのだろうと思いますが、民主主義国家を作ることも維持することも国民全体の意識の向上と努力が必要だとのメッセージです。

 もしも、パールバックが現在も生きていて、現在の日本人の政治感覚、投票率の低さ等をみれば、どのようなメッセージをくれるのでしょうか。  
by katyan4 | 2007-11-20 16:00 | 今日の一冊 | Comments(3)

北方謙三/揚家将

b0052286_15191517.jpg 北方謙三といえば、現代物でハードボイルド作家として有名ですが、「三国志」や「水滸伝」と言った中国物も書いています。
「三国志」は、蜀の劉備、魏の曹操 呉の孫建がそれぞれ皇帝を名乗った、三国時代の物語です。魏の政権を受け継いだ周の役人である陳寿が書いた歴史書としての「三国志」があります。この中には有名な「魏志倭人伝」も含まれていますので、三国時代は日本では「卑弥呼」の時代だったのです。
 しかし、日本でも広く読まれている「三国志」は北方謙三の物も含めて、通俗歴史小説である「三国志演義」由来のストーリーのようで、「関羽」「張飛」「祥雲」「呂布」などの英雄豪傑が活躍するお話しです。
「水滸伝」は梁山泊に集まった多数のアウトローのお話しなのですが、沢山の登場人物と沢山のストーリーがあって、なかなかまとまりが付かずよくわからないと言った印象を持っていました。
 北方謙三は、この二つの物語を北方流に良く消化し、物語を作り替え、納得の行くストーリーの流れしていますので、とても面白く最後まで一気に読むことが出来ます。

しかし、一番面白いと私が思ったのは「揚家将」です。この物語は、本場の中国では有名なお話しだそうですが、日本では余り紹介されたことがなかったようですが、北方謙三はこのお話しを北方流に創作も加えて、面白く描いています。「三国志」と「水滸伝」の間の時代で、南は宗、北は遼に挟まれた小国の領主であり、精強な騎馬軍団を率いる「揚業」とその子供達が主人公なのです。生き残るために宗に隷属しその先兵となって遼とと闘いますが、最後には味方の宗の将軍の裏切りで揚業は戦死します。
 この本の続編である「血涙」はその子供達の活躍と揚一族の滅亡を描いており、これもとても面白い作品値州。

 北方謙三の小説を読んでみると、現代物も中国物も、男の美しさ、ロマン、力強さ、悲しみといった、男らしさとは何だろうと言ったテーマがあるよに感じます。

この揚家将はそのテーマーを一番表に出した小説のように思いました。女性にはお勧めではないのですが、男性は一度は読んでみたらよい本ではないかと思います。
by katyan4 | 2007-11-16 15:19 | 今日の一冊 | Comments(0)

クロアチア製のCD

ZAGREBACKI KVARTERT
W.A.MOZART KVARTETI B dur K.458 :C dur K.465:d mol K.421
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10月28日のザクレブ弦楽四重奏団のコンサートの際に、会場で販売していたCDです。
クロアチア語でタイトルが書かれていました。当日の演奏会とほぼ同じメンバーで、なかなか楽しめる演奏でした。録音は高音が少しきつい感じがしますがバランスの良い音で録れています。

ZAGREBACKI KVARTET
L.van Beethoven 13.gudacki kvartet B-duru.op.130

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こちらはベートーベンの弦楽四重奏曲です。古い録音でメンバーは現在とは違うようです。重厚な演奏です。録音は広がりの少ないアナログ?録音のようですが、いやな音がせず音楽を楽しみ事が出来ました。

28日のザクレブ弦楽四重奏団は若々しい演奏で、とても良かったと思います。ピアノの山本奈穂さんも好演でした。ホールも響きの良いホールで、弦楽四重奏の音を十分に楽しむことが出来ました。
by katyan4 | 2007-11-13 23:03 | 今日の一枚 | Comments(0)

ダウングレードのお話

 どうも私は、ダウングレードが好きなようなのです。余り性能に差が無いようで有れば、安い物を選んでしまう癖があります。高級感よりも性能や実用性を重く見てしまうようです。腕時計も使っているのはカシオ製電波デジタル時計で、時間が何時もぴったりなのに快感を覚えており、持っていたオメガは娘の婿さんが使っています。
 最近もコントロールアンプとして使っていた、パイオニアのVSA-AX10i-N(定価500000円)をVSA-LX70(定価223810円)に替えたばかりですし、DVDユニバーサルプレーヤーDV-800AVを10日ほど使ってみて、今まで使っていたDENON DVD-A1XVと替えようと決心したのです。値段にして9分の1の値段になります。
 2年前にもデジタルチャンネルデバイダーをアキュフェーズDF-35からベーリンガーのDCX-2426に変更したときも、値段にして20分の1のダウングレードでした。
 ここでのダウングレードは値段の上でのことで、音質的にはアップグレードすることは確認しています。音質がダウングレードしてしまいますと、1週間も使っていると元に戻したくなります。

追記
 昨日、私のブログへの訪問者数が20万人を突破しました。とりとめのない独善的なブログへの訪問に感謝いたします。
by katyan4 | 2007-11-10 22:20 | 色々なこと | Comments(3)

時代劇小説作家は、男性の独占ではなく、沢山の女流作家が時代劇を書かれています。さすがに、剣豪小説などのチャンバラ物は少なく、一般庶民を描いた人情物や、女性を主人公にした物が多いようです。
 大奥物も色々な女流作家が書かれていますが、私は読んだことがありません。そのジャンルの本だけは読んでいる、私の奥さんが推薦する本は、宮尾登美子さんが書いた「天璋院篤姫」です。
 幕末、島津斉彬の養女の篤姫が第13第将軍徳川家定の御台所になり、病弱な夫とは2年で死に別れてしまった後に、尊皇攘夷の激流の中を徳川家のために尽くし、明治維新後も徳川宗家を守り抜いた波瀾万丈の生涯を描いているのだそうです。奥さんの推薦なので、読んでみなくてはいけませんね。

女流作家の時代劇と言えば、平岩弓枝の「御宿かわせみ」のシリーズが有名です。
江戸の大川端にある旅籠「かわせみ」の女主人「るい」と夫の「東吾」が江戸に起こる色々な事件を解決するという、’捕物帖’で一話完結の短編集ですが、現在33巻ありますので、短編の数としては300話近くになるのではないでしょうか。テレビドラマ化されています。

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同じような’捕物帖’のジャンルのものとしては、澤田ふじ子さんが書いた「公事宿事件書留帳」のシリーズがあります。たの時代小説のとはちがい、舞台が京都なのです。

京都東町奉行所同心組頭の家に長男として生まれながらわけ有って京の公事宿「鯉屋」に居候する田村菊太郎。武士を捨てながらも、同心の弟を助け事件を解決していく。

と言ったお話しです。舞台が京都ですから、会話も京都弁。公事宿「鯉屋」の主人「源太郎」、菊太郎のなさぬ仲になった「お信」などの登場人物が織りなす色々な事件の、これも一話完結の短編集です。
NHKで「はんなり菊太郎」の題名でテレビドラマかされています。

文庫本で11巻のシリーズです。

1. 闇の掟―公事宿事件書留帳〈1〉 (幻冬舎文庫)
2. 木戸の椿―公事宿事件書留帳〈2〉 (幻冬舎文庫)
3. 拷問蔵―公事宿事件書留帳〈3〉 (幻冬舎文庫)
4. 奈落の水―公事宿事件書留帳〈4〉 (幻冬舎文庫)
5. 背中の髑髏―公事宿事件書留帳〈5〉 (幻冬舎文庫)
6. ひとでなし―公事宿事件書留帳〈6〉 (幻冬舎文庫)
7. にたり地蔵―公事宿事件書留帳〈7〉 (幻冬舎文庫)
8. 大盗の夜
9. 悪い棺―公事宿事件書留帳〈9〉 幻冬舎文庫
10. 釈迦の女―公事宿事件書留帳〈10〉 (幻冬舎文庫)
11. 無頼の絵師―公事宿事件書留帳〈11〉 (幻冬舎文庫)
by katyan4 | 2007-11-06 15:35 | 今日の一冊 | Comments(0)

私の好きな音楽とそれを聴く装置ついて