2005年 01月 11日
ダーウィンの剃刀
物語の初めから息もつかさない展開で、最初の10ページを読んだあたりから物語に引き込まれてしまい、一気に読み終えてしまいました。空を飛ぶ自動車から始まり、派手なカーチェイス、グライダーのアクロバット飛行、最後の狙撃まで、めまぐるしく展開の中に、色々な自動車(日本車を含む)や銃の名前が出てきます。主人公の乗る車はホンダのスポーツカーNSXです。
著者の色々な知識がぎっしりと詰まっているような内容で、そういう意味でも読み応えのある本です。
この数日、オーディオの方はBGMとなって、本ばかり読んでいます。一年の内にはこの様な過ごし方をする時間もあって良いのではないでしょうか。
”ダーウィンの剃刀”とは”オッカムの剃刀”をもじった題名のようです。
オッカムの剃刀とは
” まったく同じ予言をおこなう2つの理論が手元にあったときには、単純なほうの理論が、よりよい理論である。”
”少しで済むのにたくさん用いるのは無駄である”
等の意味だそうです。