2005年 01月 25日
PAPA DADDY Jack de Johnette
私の持っている4チャンネルテープの一巻です。
これが発売された頃は、サラウンドソースの黎明期なので、その呼ばれかたもQRステレオ(Quad Radial Stereo)とか、QuadraSonicSaund,
Surround Stereoとか呼ばれかたも様々だったようです。
スピーカーの配置も色々ありました。
このテープは2-2方式で再生するのを目的で録音された物です。音楽が始まるまでに、4チャンネルの確認のための設定音が入っています。
Jack de Johnetteは当時20歳くらいの若きドラマーと書いてあります。
彼のドラムは左後、テナーサックスが左前、ピアノが右前、ベースが左後に定位する、最近では余り見られない音場設定です。テープだから出来た設定で、レコードのSQ方式では前後のセパレーションが取れないのでこの様な設定は出来なかったと思います。
音質は今聞いても飛び切り良い音です。2トラ38の音に近い歯切れの良い音で再生できます。
TEAC TASCAM 33-4です。
今まで使っていたデッキの動作が少し不安定になりましたので、買ってしまいました。最近購入意欲が亢進して心配です。