2012年 10月 19日
ルービンシュタイン・ショパン・ピアノ協奏曲第2番の古いLP
ジャケットの端のほうは破れ、セロテープで補修してあります。中袋も朽ちて破れていました。
レコードも埃や汚れが目立ちレコードのラベルは、センタースピンドルで擦れてできるひげは目立ちませんが、指油のシミが目立ちました。
丁寧にクリーニングして、ELPのレーザーターンテーブルで再生してみました。
細かなノイズはありましたが、大きな傷はなく最後まで無事に再生可能でした。
伴奏はNBC交響楽団で、指揮はウィリアム・スタインバーグ。もちろんモノラル録音です。
オーケストラの音は、今の水準から考えると貧弱なものですが、ひずみは少なく、鑑賞に耐える程度。ピアノの音は輝きのある音で、十分に楽しめる水準でした。
演奏はルービンシュタインのショパンですから、悪かろうはずがありません。
調べてみますと、1940年中頃から1950年台中頃の60歳前後の録音のようで、復刻盤のCDもあるようです。