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BMS 4592 Middle 2インチスロート ネオジウム・マグネット・ドライバー

 RADIAN950 2インチスロート ネオジウム・マグネット・ドライバーを中低音用として、エールの折り曲げホーンホーンEX-150Mと組み合わせて、214Hz~700Hzの帯域で使っていたのですが、定格外の低い周波数まで使っていたのが原因と思われますが、右のドライバーの特性が悪くなってきました。
 
 200Hzまで使用できるドライバーはないかと思い、US SPEAKERのサイトを探してみますと、周波数200Hz~9000と記載しているドライバーがありました。ドイツのBMSというメーカーの4592Middleというドライバーです。普通のドライバーとはだいぶ構造が異なり、振動板はポリエステル製のリング状のもので、9cmのヴォイスコイルで、音は一度後ろに放射され、独特なフェウズプラグを通りながら180度屈折して2インチスロート部に出てくるような構造のようです。普通のドーム型の振動板に比べ振幅が大きく取れるので、低域までの再生が可能なのだそうです。
 色々しらべてみますとエクスクルーシヴさんが、BMSの低域の構造はほぼ同じコアキシャル型のドライバーを使われてことがあるようです。
 幸せの黄色いホーン資料室には、BMSの詳しい解説が載っています。

 早速、US SPEAKERに注文して、13日目の今日届きました。
BMS 4592 Middle 2インチスロート ネオジウム・マグネット・ドライバー_b0052286_23424727.jpg
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ネオジウムマグネットですから、小型で軽量です。ホーンに取り付けるのも簡単に可能でした。
早速、エールEX-150Mに取り付けて周波数特性を計測してみました。
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No1 のホーン開口より約50cmの周波数特性です、100Hzでロウカットしてあります。
BMS 4592 Middle 2インチスロート ネオジウム・マグネット・ドライバー_b0052286_2350348.jpg


No2 同じ条件です。
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特性も良くそろって、200Hz以下までレスポンスがあることが解ります。さすがドイツ製ですね。

360Hz以下を約4dbほどDCX-2496のイコライザー機能を使ってブースとしますと、このような特性になります。
BMS 4592 Middle 2インチスロート ネオジウム・マグネット・ドライバー_b0052286_23544857.jpg


おお、素晴らしい特性です。!!

最終的には、このような特性にして、中低音の領域を受けもたせます。
BMS 4592 Middle 2インチスロート ネオジウム・マグネット・ドライバー_b0052286_23593332.jpg

Commented by エクスクルーシヴ at 2013-04-11 07:53 x
仲間が出来うれしいです。
私のBMS4592はクロス7kHzで現在は高域ツイーター部分のみ使用しています。
ツイーター部の特性も下手な専用ツイーターよりもすばらしく伸びています。
ただ、コアキシャルとしての使用は4~5kHzあたりにギャップが生じアナログチャンデバでは改善できませんでした。それとサ行がきつくないですか?それもあり、中域ドライバー部分は使用してません。
また、聴感レポートもお願いします。
Commented by katyan4 at 2013-04-11 09:02
エクスクルーシヴ さん
 700Hz以下で使用していますので、サ行がきついとは感じませんが、BMS4540NDというTWも購入しましたのでそれと併せた使用レポートを書く予定です。
by katyan4 | 2013-04-11 00:06 | 装置・スピーカー | Trackback | Comments(2)

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