2015年 02月 26日
真空管式フォノイコライザーアンプ
外観前面はシンプルで電源SWとランプだけです。
外観後面はフォノ入力(MMだけ)とライン出力、電源入力とヒューズ。
底面には空気取り入れの穴があいています。
ケースを開けると。
真空管はMT管(12AX7)2本で、綺麗で整然とした配線でした。
ついてきた配線図を見てみますと、フィラメンド電源は直流で、しっかりした電源トランスが付いています。
特性はなかなか優秀です、
RIAA特性は正確で、左右も殆ど無いようです。
ひずみ率特性は、トランジスターやICを使ったものより絶対的な値は高く、出力が大きくなると徐々に多くなる特性ですが、これが真空管らしい音になるのです。
ノイズもスピーカーに耳を近づけてもほとんど聞こえませんでした。
音は、GT40αとは対照的な音で、高音に芯のあるしっかりした音です。
近いうちにフォノイコ祭りしましょうか。(笑)