2005年 11月 26日
NEW YORK LULLABY/FRANCESCO CAFISO
chibaさんおすすめの、FRANCESCO CAFISOのCDを一枚購入してみました。
これが16才? 素晴らしいテクニックですね。
しかし、音は全体にレベルが高く、リミッターが一杯かかった音で、ダイナミックレンジが非常に少ない感じです。レベルメーターで観察してみると、高いレベルに張り付いたまま全然動かない時間が多いのです。この様な音ではせっかくのテクニックも音楽的な感動に結びつきません。
この様なCDは、「音乃翔」の出番です。音乃翔への入力レベルをうまく調節してこのCDを聴くと、サキソフォーンの音色が一段と輝き、テクニックも冴えて聞こえました。
参考までに、このCDの第1曲目のララバイ・オブ・バードランドのレベルはこの様になっています。
殆ど100%のレベルの連続で、リミッターを相当効かせた録音です。最近のポピュラー系のCDはこの様な物が非常に多くなっているようです。録音の時のリミッターだけでなく、最近はリミックスの時にコンピューター処理で、最高レベルを歪みのでない範囲のギリギリ高く設定できるようです。