2006年 08月 12日
男たちの大和 YAMATO
尾道市の造船所の中に、実物大のセットを作って作成したという映画です。そのセットは私も見に行きました。実物大の大きさに感心し、ベニアとエンビパイプに失望したものです。
映画で見ると結構本物のように見えるのですね。実物大のセットを作った効果は有ったようです。
戦争の残酷さ、無意味な特攻作戦で死んだ3千人の人たちが可愛そうです。これらの人たちの犠牲のものに、現在の平和な日本があるのですから、我々日本人は戦争の犠牲者に感謝しなければいけませんね。天皇陛下も含めて我々日本人が一致してこれらの犠牲者の霊を弔えるような環境を早く作ってもらいたいものです。
映画の特撮は日本映画にしては良く出来ているのですが、アメリカ映画の「パール・ハーバー」などと比べると、大分見劣りがします。機関砲の質感の無さ、旋回する飛行機が車が旋回しているように見えることなど気になりました。
音も迫力が無く、48cm砲の音がハリウッド製のナポレオン時代の大砲の音より小さく聞こえました。