2007年 06月 08日
SCANSPEAK/R2904/700000の音色
その頃、オーディオを聴いて、「いい音と良い音楽だ」とうっとりと聴きながらウトウトと眠った後に、目が覚めた瞬間、眠る前に美しく聞こえていた弦の音が歪みっぽく聴くに堪えない音に聞こえ始めたのです。
その頃からスピーカー、TWの遍歴が始まったようです。ホーン型、ドーム型、リボン型を色々変えてみました。生でも聞こえない美しい弦の音を出そう、パーッカションやドラムスの激しいアタックの音も両立出来るスピーカー無いものだろうかと試行錯誤したわけです。振動板もアルミ、チタン、ベリリウム、ダイヤコーティング使ってみましたが、理想の音をする物は有りませんでした。
昔から、振動板が柔らかいソフトドーム型などは柔らかい鈍い音しかしない物と思いこんでおり、使ったことは無かったのです。しかし、一昨年頃から、色々なマニア訪問をさせて頂き、ソナスファーベル、レベルオーディオ、PMC等のソフトドーム型のスピーカーを聴かせてもらいました。それらのスピーカーの音色は私の固定観念を揺らがすような音が出ていました。柔らかい音も激しい硬い音もソフトな振動板から出てたのです。
最近、ソナスファーベルの最高級のものにも使われているScanSpeakのユニットが手にはいることが解りましたので、早速購入したわけです。
写真のような振動板から、美しく激しい音が出るとは信じられませんでした。使い始めて約10日間になりますが、すっかり気に入りました。響きの悪いホールでの生の音よりも弦の音がずっと美しく聞こえますし、パーカッションの音も生々しく聞こえます。古い録音の悪いソースも以前よりは聞きやすくなった感じです。
耳の回路は NFBなのか PFBどちらでしょうか?
http://www.lyngdorf.com/ContentId/356/Default.aspx?ExpandId=356
TACTのオーナーとしては、是非聴いてみたいですね。
別の方が 今日同じ症状が出たようで 心配しています。