2017年 09月 06日
シャーロック・ホームズ 対 伊藤博文/松岡圭祐
伊藤博文が密航してイギリスに行った時に、まだ12歳の子供だったシャーロック・ホームズに出会った時から始まり、ホームズシリーズの短編集「思い出」の中の「最後の事件」でシャーロック・ホームズ滝に落ちて死んだのではないかという場面に物語が飛んでゆきます。ホームズは死なずに実は日本に来ていたのです。日本に来て、日本の政界の重鎮となっていた伊藤博文と一緒に活躍するのですが、原作者のコナン・ドイルの作風とソックリな描写や物語の展開で、次のシリーズ「帰還」へと物語がスムースに連続してゆきます。なかなか面白い読み物でした。
2017年 08月 27日
PASSENGERS
暑さも幾分やわらぎ、調子の良くないエアコンでも我慢できる気温になりましたので、久しぶりにこのディスクを購入して鑑賞しました。
5000人の人工冬眠している乗客を乗せ、新しい植民惑星に120年かけて航行している巨大な宇宙船が舞台です。
色々なトラブルも自動的に修復可能で、無事に植民惑星に到着するはずだったのですが、何故か一人の乗客(ジム・ブレストン)だけが90年も早く冬眠から覚めてしまうところから物語が始まります。1年後に冬眠から覚めた絶世の美女(オーロラ・レーン)とのラブシーンと葛藤。最後に宇宙船の危機を二人が力を合わせて解決するわけですが、4Kにふさわしい壮大な宇宙の画像、オーロラ・レーンの美貌、低音のたっぷり入ったドルビーアトモスの音声に堪能しました。
久しぶりにボリュームを上げて鑑賞していますと、別棟に居た奥様から、家が揺れているようだとクレームが入りました。(笑)
2017年 07月 18日
4K UHD Audiophile Blu-ray Disc Player OPP-UDP205JP
新しく発売される上位機種のUDP205は、「HDMIオーディオ・ジッター・リダクション・サーキット」が組み込まれており、HDMIの音質向上が期待されましたので、UDP203を下取りに出して購入することにしました。購入したのは最近開店したAVACの松山店です。
•ESS Technologyの最新鋭旗艦DACチップ「ES9038PRO」を2基搭載し、ユニバーサルプレーヤーの常識を大きく覆すリファレンスレベルの音質を実現
•HDMIオーディオ出力のジッターの問題に正面から取り組んだ独自技術「HDMIオーディオ・ジッター・リダクション・サーキット」
•32bit/768kHz PCM、22.6MHz DSDに対応するUSB入力端子を搭載
•マルチチャンネル/24bit/192kHz PCMのほか、マルチチャンネル/1bit/5.6MHz DSD(DSD128)の再生にも対応
•設計を根本的に見直した「ダブルレイヤー・レインフォースド・シャーシ・ストラクチャー」による筐体の高剛性化、低重心化、耐振動対策
•100V対応トロイダルコア・トランス採用のオーディオ専用電源回路 [日本向け正規輸入品限定]
イーゴリ・ジューコフ
イーゴリ・ミハイロヴィチ・ジューコフ(Igor Mikhailovich Zhukov、ロシア語: Игорь Михаилович Жуков)、1936年8月31日 - )はロシアのピアニスト、指揮者、レコーディング・エンジニア。
ニジニ・ノヴゴロドに生まれるが、翌年、家族に連れられモスクワに移る。4年後に、第二次世界大戦中の戦乱を避けてキーロフ(ヴャートカ)に疎開せざるを得なくなる。戦後にモスクワに戻り、1955年よりモスクワ音楽院に学ぶ。当初はエミール・ギレリスに、その後ゲンリフ・ネイガウスに師事した。パリのロン=ティボー国際コンクールで第2位に入賞した後、1960年に音楽院を卒業する。
ジューコフは、数多くの録音を発表しており、中でも2度にわたるスクリャービンのピアノ・ソナタ全集は名高い。録音技術そのものにも情熱を持って関心を寄せており、「私は録音技師のなかで最高のピアニストなのであり、ピアニストのなかで最高の録音技師なのだ」と発言したことがある。
ピアニストとしての活動以外では、モスクワ室内管弦楽団を率いて、1994年に引退するまで指揮者として活動した。また室内楽奏者としては、ヴァイオリニストのグリゴリー・フェイギンやチェリストのヴァレンティン・フェイギンとともに、1963年にジューコフ・ピアノ三重奏団を結成し、1980年まで、古今の幅広いレパートリーによって演奏・録音に取り組んだ。
「録音技師のなかで最高のピアニストなのであり、ピアニストのなかで最高の録音技師」と自称するだけあって、なかなか良い音で録音されています。盤質も良く雑音も少ないので、DSFファイル(5.6M)でリッピングしておきました。
2017年 06月 21日
オープン・テープデッキ AKAI GX-77
オープン・テープデッキ AKAI GX-77を、ヤフオクでポチりました。1981年発売の7インチリール、3モーター、6ヘッド往復録音再生、テープスピード19cmと9.5cmのものです。